マーシャルの珊瑚について
オーストラリアに住んでいる知り合いからメールが届いた。
『マジュロの珊瑚は、変わらず元気ですか?
私は今パースにいるから、珊瑚は見れないけど。
ケアンズのグレートバリアリーフは、ここ1−2年でますます白
化が進んでしまったみたいで。
残念なことに。。。
それでも、まだ綺麗な所は綺麗なんすけどね。
マジュロの珊瑚は、いつまでも元気でいて欲しいもんです。』

写真は、今年の夏に新しく”サンゴスポット”として発見した海域のサンゴ。
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サンゴを卵から養殖する新手法を、東京水産大名誉教授の大森信・阿嘉島臨海研究所長らのグループが開発し、ダイバーが今月中旬、沖縄県・慶良間諸島の阿嘉島沖で約2千株を海底に移植した。
採取した受精卵から育てた稚サンゴを、10センチ四方のコンクリート基盤に付着させ、海中につるした網かごの中で育てた。サンゴは基盤1枚当たり12〜20株という極めて高い密度で生育。1年半で高さ7〜10センチになった。水中ボンドなどを使って、基盤ごと水深4〜5メートルの海底に固定した。
=========================================卵から養殖、サンゴ移植 沖縄・阿嘉島沖
2006年12月24日 asahi.comの記事より
マーシャル諸島は サンゴで出来た環礁の島々である。よって、海中はまさにサンゴが一面に広がっている。マーシャルではサンゴの種類などについて詳しい研究はされていないが、研究者がちょっと見ただけでも「かなりの新種のサンゴが見つかる可能性がある」ということらしい。
私は、マーシャルの海を9年近く潜っているのだが、このマーシャルに来た初めの年が、世界中で”エルニーニョ”とか”白化現象”とか言われるようになり始めた1998年というのも、何か偶然の出会いのような気がする。
この年、海外で(ダイビングガイドとして)働く友人などと情報交換をしていて「こちらの海はサンゴが壊滅的です」とか、「海が死んでしまったって景色で悲しい」とかいう内容のメールをもらっていた。それに対してマーシャルにはほとんど白化現象などの症状は見ることはなく、元気そのものなサンゴだったので、「白化現象とはサンゴがどうなることなんだろう?」と思うぐらいに感じていた記憶がある。
どういう按配なのかはわからないが、とにかくマーシャルの海というのは 特にサンゴの発育しやすい環境にあるんだろうな、と漠然と感じている。

マーシャル諸島へダイビングに来られるゲストが一番にマーシャルの特徴として感じるのがサンゴの素晴らしさだろう。 サンゴを見ることが日常化している私にとっても、その海中の景色を始めて見た時に大いに感動をしたポイントというのがいくつかある。今年の夏は、そんなことが2回ほどあった。ひとつはミリ環礁で。そしてもうひとつはマジュロ環礁で。
何で規定をして”感動するサンゴポイント”と呼ぶのかは説明ができないが、とにかくそのポイントで見るサンゴには、自然の偉大さを伝える迫力があるのだと思う。
詳しくは、越智隆治氏のウェブマガジン「WEBLUE」の最新号”初めてのクルーズ”という特集でも説明がされている。是非ご一読ください。