マーシャル人とダイビング
今日は マーシャル人とダイビングというテーマで、熱く語りたいと思いますので
ご時間のある方は 毎度ばかばかしいこのブログに一席お付き合いください。

写真は ヤシガニを持って、 さわやかな笑顔を振舞うでなく、
うれしい表情をするわけでもなく 淡々と仕事として
無愛想にモデルをしてくれた ローカルのおじさん。
これは 越智カメラマン と一緒に、マーシャル諸島アルノ環礁にある
真珠の養殖所の取材に行った時の写真。
マーシャル諸島ではロバートレイマーズエンタープライゼズという会社が真珠を作っている。
それらは黒真珠。今をさかのぼること10年ほど前から始めた事業です。
日本をはじめ海外での販売はほとんどやっておらず、 マーシャル産の真珠を買うには
マーシャル諸島へ来ていただくしか方法はない。マーシャルの真珠の特徴は
「黒蝶貝でつくる黒真珠であるにも関わらず、白真珠に近い色目をしている
面白い真珠。」と、真珠の核を入れる技術者の方から聞いたことがある。

真珠は、アルノ環礁で作っている。
写真はアルノ環礁のラグーンの風景を撮影したものだが、
こんなに美しい場所で育てられる真珠が羨ましくなってくるくらい
自然環境の中にポツリと、その養殖場はある。
アルノ環礁の北側にある小さいパスを通って、この島へ行くことができるのだが
ただし満潮の時だけボートでパスを通ることができ、
干潮の時は長い距離を歩いていくしかない。
人を簡単に寄せ付けないぜ、的な立地条件が またこの真珠がレアな理由だ。

今は真珠の生産拠点をジャルート環礁に移している最中らしい。写真はジャルート環礁の
上空写真。エアーマーシャル航空でマジュロ環礁から約50分のフライト。
以前、このジャルート環礁の真珠養殖所のマーシャル人スタッフにダイビングを教えたことがある。
貝の飼育をする作業として、水中で網を張ったり、ロープを結んだりといろいろやらないといけないらしい。僕はこの養殖所に頼まれて、ダイビングコースを開催した。無事に3人のオープンウォーターダイバーが誕生した。そしてまだ今も養殖所でがんばって働いているらしい。かわいい私の教え子達だ。
そのダイビングの講習中に思ったことだが、マーシャル人は ダイビングがうまい。
普通 初めての水中トレーニングとなると、 よほどのオーバーウェイトで潜らせない限り
水面に浮上してしまう。 しかし、マーシャル人は違った。
ちょっと自分達が浮いてしまいそうだな、となってきたら BCDの空気を抜くよりも先に
水中に落ちている 石とか重そうなものを抱きかかえて浮かないようにするのである。
やるな、マーシャル人。 生まれ持ってのダイビングのセンスがある。
ちなみに、ヤシガニ(英語ではココナッツクラブという)は陸上生活をする甲殻類としては最大の生き物らしい。 生活スタイルとしては、ココナッツの実を食べたりするし、ココナッツの根元に巣を作ったりするし、なんとなんとココナッツの木に登ったりもするのである。ココナッツの葉でアミモノを編む。。。という話は残念ながらまだ聞いたことはないが、とにかくココナッツとつながりの深い生き物である。気をつけなければいけないのは そのハサミ。固いヤシの実を割って食べるくらいだから、人間の手なんて挟まれたら痛くて仕方がないだろう。 ムムム? だからこのヤシガニをダブルで持っているおじさんは 自分の手が挟まれないのか 怖くて怖くて 微笑んでいなかったのだろうか?!?!
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